第6回婦人科がんバイオマーカー研究会 学術集会

アイコン(ご挨拶)ご挨拶

第6回婦人科がんバイオマーカー研究会学術集会担当
福井大学 吉田好雄

このたび第6回婦人科がんバイオマーカー研究会を担当させていただくことになりました。

平成25年に「臨床プロテオミクス研究会」から名称変更されて以来東京大学・東京慈恵医大・九州大学・岐阜大学・大阪医科大学の主催で開催され有意義な議論が交わされてきました。今まで婦人科腫瘍において多大な実績を残された各大学が主催されてきた研究会を福井大学が主管させていただくことは大変名誉であり、是非充実した会にしたいと医局員一同意気込んでおります。

私たちの教室は、福井大学高エネルギー医学研究センターと、長年、分子イメージングという技術を用いて外部から生体内の遺伝子やタンパク質などの分子の量の変化や働きを可視化する臨床研究を実施してきました。特に、PETを用いた核医学的診断では、様々なトレーサを作成し(例えば、エストロゲン受容体イメージングトレーサー)、病態生理学や病態生化学的な変化を体外から観察し、婦人科治療のバイオマーカーになりえるか否かを検討し、その重要性を国内外に発表してきました。

現在、様々な分子標的治療薬が、登場していますが、明確なバイオマーカーがない状態で、婦人科がん治療において、日常臨床上使用されています。本研究会は、このような問題点を解決し、新たな知見が発せられるような議論することを目標にした研究会です。本研究会での活発な議論を期待しております。

特別講演では国立がんセンター腫瘍生物学分野長 荒川博文先生にお願いしています。癌に特異的な異常ミトコンドリアを標的とした新しいがん予防・診断・治療法の開発に関する研究を行っている、世界トップクラスの研究者です。基礎研究を臨床への応用に広げていく醍醐味を語っていただけるのではないかと期待しています。

診断・治療にわたるバイオマーカーの重要性について幅広い議論ができるよう、皆様の多数の参加をお待ちしています。